病気とは全く関係ない話。

どこに書いていいのかわからなくて、ここにしてしまった。

このブログをリア友で知ってるのは1人だけ。
そして、この吐き出したいことを彼女に知られても構わない。


相談した友人には散々言われて、納得させられた。

…私、とんでもないことを考えてた……。




※病気のことは全く関係ないし、私のプライベートのことで、つまらないことだし、ただ吐き出したい。
散々泣いてスッキリしたはずが、まだ煮え切らないところがあるので、文章にしたかった。
ただそれだけなので、読まないでスルーしてください。ごめんなさい。
































数ヶ月前に会った、元彼。
約10年前に付き合ってて、私は彼と結婚するつもりだった。
…というか、あの時の彼の言葉はプロポーズに聞こえた。



ちょうど19才の8月31日。
脊髄動静脈奇形部出血が再発した時、付き合いはじめて数ヶ月だった彼。


まだ大学生だった彼は、バイトが休みの日は毎日お見舞いに来てくれてた。


でも退院した後は、お別れだと思ってた。
付き合いだしてまだ数ヶ月、なのに彼女は病気で倒れた。
そんなの重荷だ。


…と考えるのが普通だと思ってた。




でも彼は違った。
『お前が車椅子の生活になっても、俺が面倒みるよ。この先ずっと一緒にいる。』


彼はそう言ってくれた。
私はこれをプロポーズだと思った。(彼はそのつもりじゃなかったかもしれないけど。)


そして彼は親に私の話をした。

彼の父は『お前が選んだ女性ならそれでいいんじゃないか?』
彼の母は………無言だったそうだ。そして、『…大丈夫なの、その子で。』と…。


始めは気にしてなかった。
彼のことが好きだったから。


とても誠実で優しくて…優しすぎて断ることができないくらい。そして、友達が多くて…。

言い出したらきりがない。
私の両親は、彼なら砂月を任せられる。
誠実な人だね。と、よく言ってた。


でも、数日経ってよく考えた。


彼に私の体のことを一生任せていいのだろうか?
病気持ちの嫁。そして子供ももてないかもしれない。
また、再発したら歩けなくなって、しかも話もできなくなるかもしれない。


そんな重荷を彼に背負わせていいのだろうか?



…そう考えたら……すごく怖くなった。
彼のことが好きだからこそ、背負わせたくなかった。



…そして私は逃げた。





そして…実は男嫌いな私。
トラウマがあって、男性に触られることができなかった。
なので彼と付き合って1年経っても、体を許すことができなかった。
少しずつ許せるようになっても、やはり無理だった。
でも彼はずっと待ってくれた。砂月が大丈夫になるまで待ってるよ。…と。




でも…私はできなかった。

そしていつしか彼も離れていった。

…自業自得。



そんな彼と離れて8年。
彼と会うことがあって、ちょっと気持ちが戻ったような感覚だった。

別れてはいたけど、たまに連絡はしてたから。


最近会って、彼はまだ独身で彼女がいるのかとかわからなかったけど、そんなのどうでもよくて…私はなんとなく…まだ彼のことが好きなのではないか?と思ってた。


そして彼に、遊ぼう的なことを連絡して、会うことになった。



…でも、会ったのはホテルでだった。
確かに彼は言ってた。『体だけの関係ならいいよ。まぁ愛人みたいな。もうできるんだろ?』と…。


私は、それでもいいと思ってしまった。
彼と別れてから、他の男性と真面目な付き合いはほとんどしてなくて、彼のことが忘れられないと思ってたから。



でも…結局、やはり体だけの…1日だった。


彼には聞けなかった。
『私と戻る気はないの?』なんて…。



…でもどうしても聞きたくて、また会いたいと連絡した。


そしたら、『○日なら泊まりで大丈夫ならいいよ。』


…泊まりかよ。
そう思った。でもいいかな、と思った。どうしても確かめたかったから。



結局、会って泊まった。
そして聞いた、戻る気はないのかと。




でも私は気付いてしまった…。
…好きなら、優しく抱いてくれるはず。
私のトラウマも知ってるから。
この泊まりの前に会った時はすごく優しかったのに…この時は、さっさと終わらせよう ってのが見え見えだった。
私のことはお構いなしで、自分だけ欲求を発散させてた。
終わった後も、ベッドの端に行って私に背を向けて寝始めた。


…それってないよね。
私、放置です。


悔しくて部屋の酒をみんな飲んでやった。
そして酔った勢いで聞いた『私との関係って何?セフレじゃん?』

彼は笑って枕に顔押し付けて『あ〜…。そーだね(笑)』


…あんまりだ。

そしてさらに聞いた。『私と戻る気ないわけ?私、いい女だよ?こんないい女いないよ?』←この辺酔ってる。

『知ってる。お前がいい女なのは。でも…あのね?この間と今日試したじゃん?もしかしたら、俺もまだ気持ちあるのかな?と思ったんだけど…Hしてみて…ないと思った。悪い。絶対お前とは戻る気ない。この関係ならいいけど(笑)』



…ヤリ逃げかよ。
私は彼のことが好きだと思ってた。
でも…昔の、あの頃の彼じゃなかった。



…最低の男になってた。



そして。
この時、私はちょうど排卵日だった。



…でも彼は避妊してくれなかった。


…ちゃんと言わなかった私が悪い。
彼は、『始めはつけたけど意味なかったな(笑)その前はつけてないや。』…と笑ってた。


排卵日だよ?
子供できちゃうかもしれないんだよ…?


私は…すごく焦った。
私は、薬をたくさん飲んでるし、もし今子供ができたら、堕ろすことになる…。


…私、なにやってんだろう。
そう思った。


彼に排卵日だったことを伝えると『中じゃないし平気だよ(笑)まぁ仕方ない、自然に任せるしかないよな。』


と、すごく軽い返事だった。
私の病気のこと、誰よりも知ってる彼が。
『仕方ない』で片付けやがった。


…彼のことを知ってる友人に相談したら『最低』という言葉と、『そんな人だったっけ…?砂月には彼だと思ってたんだけど…。』と言われた。


そうなんです、最高の男から最低な男にはなってました。


そして、その彼とはもう会うなとみんなに言われました、はい。




そして先日、無事に女子の日はきました。
妊娠してませんでした。


…ほっとした反面、ちょっとガッカリした気持ちもあるんです。


それはね、いい加減落ち着きたかったからかもしれない。
彼は運命の人で、彼と落ち着きたかった…からかもしれない。


もしかしたら、妊娠したら…彼の気持ちもかわるかもしれない…そう思ったのかもしれない。



友人は、『彼は絶対結婚なんてする気ないよ』そして私が妊娠してなかったことをガッカリしたのは…『憧れだ』と言いました。


『素敵な家庭。
子供ができたら彼はかわってくれる。真面目に仕事して帰ってきてくれる。
3人で普通の家庭を築ける。
…でもそれは憧れで、決して手が届かない。
手が届かなくて決して叶うことはない…
だからこそ、欲しい。だから憧れなの。

…でもね、砂月、現実は違うの。

彼はもう昔の彼じゃない。
妊娠してなくてよかったんだよ、一つの命を救ったの。妊娠してたらその子を堕ろすことになってたんだよ?
砂月はこの先、あんな奴なんかよりもいい男で、最高の男の子供を作るの。その時は薬を全部やめて健康な状態でね?
だからガッカリするところじゃない。』



…納得できた。
妊娠してなくて本当に良かったんだ。
ガッカリするところじゃなかったんだ。



…そんなことがありました。
最低なことをしてしまいました。
子供じゃあるまいし…キチンと生きていきます。


しっかり自分を持って生きなきゃ。
最低なことに自ら足を踏み入れない。




…もう踏み入れない。





…ごめんなさい。
私、最低な女です。

こんなところで吐き出して、余計悲しくなるのに。
でも黙ってると、胸が痛いから…。
ごめんなさい。


ごめんなさい。