私を支えたもの。

病気の話とは全然関係ないですが。
今日誕生日を迎えました。

…気がついたらもうこんな年…。
同級生はほとんど結婚してしまい
ました。
私はまだ予定は未定ですがwまだ自由でいたい(゚∀゚ゞ)



さて。
今回は私を支えたものを書こうと思います。


どんな人でも体調が悪かったりすると気持ちが沈んでしまうと思います。

私もやはり入院したり、体が思うように動かなかったりした時は、どん底まで落ちました。


毎日泣いて泣いて、正直こんな思いをするなら命を投げ出してしまった方が楽なのではないか?と考えました。


誰もがそんなことを考えてしまうものだとは思いますが、そこから立ち上がるにはかなりのエネルギーが必要です。

気持ちだけではどうにもならないこともあるし、何か目標がない限り頑張れないと思います。


ちょっとした目標でもいいんですよね。
私が毎日歩いていたのは、電話をかけるためでした。

病室から公衆電話まで距離があったのですが、そこまで行かないと母に電話できません。


毎日母に電話をかけていました。
内容は、「お母さん、今日お饅頭が食べたい。」
「ケーキが食べたい。」



…食べ物です。
なんせかなりの食欲。何か買ってきてくれないと病院食では足りないのです(笑)



…それは口実で、来て欲しかったからです。
何か食べたいと言えば必ず持ってきてくれます。
なので何かしら言って持ってきてもらうんです。



…そんな理由でしたが、毎日公衆電話まで歩いてました。

その姿を担当医は見ていてくれて、「砂月ちゃん、よく歩いてるね。」と、よく誉めてくれました。

それも嬉しくて、無駄に歩いてましたね。



でも、何より支えてくれたのは両親だと思います。



ちょうど私が倒れた時、祖母も入院していたんです。
そんな中、母は祖母の見舞いが終わってから私の見舞いに来てました。

大雨が降ろうが台風がこようが、電車で毎日来てくれました。

父も毎日新幹線で仕事に行っていましたが、面会時間が7時まででしたが、5分しかなくても3分しかなくても必ず顔を見に来てくれました。


両親の愛情はすごいもので、しっかり愛されてると感じたものです。
そんな両親の為にも、泣き言は言ってられませんでした。

何があろうとそばにいてくれる両親は、本当支えになりました。

そして当時付き合っていた彼の存在は大きかった。
彼はまだ大学生で、しかも夏休みだったのでバイトが休みの日は必ず来てくれた。


親にもまだ紹介してなかったのに、そんなこと気にせず来てくれて、車椅子を押して散歩にも連れてってくれた。


なんか人の暖かさに気付かされた気がします。


すげー愛されてるな、私(●´ω`●)みたいな(笑)




1番は人間の心に支えられましたが、次は音楽です。



個人的な趣味なんですが、中学生の頃からL'Arc-en-Cielの大ファンなんです。


…今となっては、かれこれ15年くらいになりますかね(^_^;)←未だにファンですw



当時も勿論ファンで雑誌載っている雑誌は全て買ったし、CDにカードがついてるとなれば全て揃うまで買ったし…とにかくお小遣いは全て彼らに注ぎ込んでました(笑)


…彼らに貢いでたw



ちょうど入院していた頃新曲が出て、叔父に買ってきてもらったり、MD(今みたいにiPodなどないので。)に落としてもらって、ずーっと聴いてました。


夜、1人で泣く時は彼らの音楽を聴きながらでしたね。


雑誌もたくさん病院に持ってきてもらったりして毎日彼らと過ごしたわけですが(笑)


ふとした時に考えたんです。



「まだ一度も生で聴いたことがない。」と。


これは絶対に治してライブに行きたい!
このまま腐るのなら、一回生で彼らの音楽を聴いてからだ!と思ったんです。


その日から、ひたすらリハビリです。


単純なんです、私。
一度決めたら周りは見えなくなるくらい、突っ走るんです。



もうL'Arc-en-Cielのことしか考えてないくらいに取り憑かれてました。



当時の私を燃えさせたのは、L'Arc-en-Cielなんです。


「ライブに行きたい。」

たったそれだけの理由です。



相当彼らには支えられました。
毎日泣いてたのもウソみたいに前向きになれたんです。




そして、気がつけば1ヶ月ちょっとで問題なく歩けるようになり、半年後には夢を叶えました。



友人が付き添ってライブに行くことができたんです。


それもチケットを譲ってくれたラルク友達のおかげで。


…あの時の感動は今でも涙が出るくらい、鳥肌がたつくらいの衝撃でした。


こんなに感動することがあるのかと…。


ちゃんと見たいのに涙が出てしまって、しっかり目に焼き付けられなかったけど…。


彼らは私の命の恩人です。
彼らがいなかったら、今の私はいないと思います。

きっと途中で諦めて、下ばかり見ていたと思う。


でも単純な理由のおかげで下を見ないでいられた。



…私を支えたのは、優しい両親と私を大切にしてくれた彼と、L'Arc-en-Cielの存在でした。



今でもL'Arc-en-Cielのライブには欠かさず行ってますw
年何回行ってるかわからないくらい、ライブのために働いてるのかも…と思うくらい。


私の一部になってます、きっと(笑)



L'Arc-en-Cielのことは別のブログにしっかり書いてるのでここでは書きませんが、本当に救われました。



…長くなったけど、愛されて大切にされると人間弱くもなるけど、芯は強くなるんじゃないかと思います。